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英語を始めて1年2ヵ月で英検2級、A判定を取れる理由

先日英検2次試験の結果が発表され、少しうれしいことが起こりました。中学から入学してくれた中2の男の子が英検2級に合格、さらにA判定を取っての合格でした。このA判定といわれてもあまりピンとこない方も多いかと思いますが、そこに少し上乗せすれば、早稲田大学の入試で英語が免除になるレベルです。

こちらから→「2019年第1回英検合格実績」

中1からAIEに合流してくれた男の子ですが、各季節講座も受講してくれたおかげで、今回の達成になりました。伸び率をあらためて見てみましたがよく頑張っていたと思います。次は、準1級、このあたりで一度は英検の壁に当たって打ちのめされてほしいところですが、中2か、中3の早い時期で準1も取れそうな勢いですので、頑張ってほしいところです。

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英検2級のレベルは…

英検2級と聞くと、どういう印象を持たれるのでしょうか。一応センター試験レベルといわれており、最近流行のCFERで換算するとB1判定となり、限定的な英語話者となります。ただし、2級に何とか合格できるレベルとセンター試験英語を満点レベル(190点以上)をコンスタントに取れるレベルとでは、英語力はかなり違います。そのあたりは、同じマークシートでも、単語力に依存度が高い英検と、総合的にアクセント、文法、語法問題があり、長文の答え方も複数あるタイプのセンター試験との違いにあり、センター試験ではより骨太な英語力が求められます

A判定を取ることの大変さ

さて、この2級、A判定を取るとなると、難易度の状況は変わります。A判定を取るには、2015年以前は8割以上の正答率となっていましたが、CSEスコアによる合否判定に変わってからは、4技能すべての合計点数が、2150点以上となっています。4技能、すなわち、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのそれぞれの持ち点は650点、つまり合計2600点のうちの2150点ですので、得点率では82.6%と少しだけ難易度アップというイメージでしょうか。別の見方をすれば、2150点を4技能で割って、各セクション538点取れば目標達成です。

ただし、これはあくまで数字の上で、正答率と配点があまりリンクしてないため、実際に8割の正解数だったとしても、同じ割合のCSEスコアが出るわけではありません。特に顕著なのがスピーキングです。2級のスピーキングは33点満点ですので、27問正解すれば82%です。そうなるとCSEスコアも82%で537点になるはずです。しかし実際はどうでしょうか。今回は2018年第3回のスコアを見てみます。

33点満点 CSEスコア 650点 当然ですね。
31点取得 CSEスコア 554点 2点落とすだけで一気に下がりました。
29点取得 CSEスコア 525点 あれ、足りない…。

スピーキングが顕著といった理由はここにあります。実はスピーキングで、単純に4等分した最低ラインのスコアである538点を超えるには、スピーキングを90%以上 それこそほぼ満点近いスコアで を取らないと達成できません。ですのでストラテジーとしては、1次試験の3技能ですでに1680点近くを狙い、2次試験は合格最低ライン(460点)+20点ぐらいを取ることで2150点以上を超えるようにしなければなりません。

英検2級、A判定を取ることのメリット…

先ほどトップにも書きましたが、英検2級のA判定のメリットというと、以下のようなものがあります。一部、CSEスコアで2200点レベルのものがありますが、A判定からあと少しですので一緒に掲載します。

早稲田大学:文化構想学部の英語試験が免除
(CSEスコアで2200点以上で)
明治大学:経営学部で英語試験が免除(CSEスコアで2200点以上)
青山学院大学:2級で総合文化政策学部、地域社会共生学部、コミュニティ人間科学部、準1級で政治経済学部(いずれも出願資格となる)
立教大学:CSE2125点以上で英語試験が免除、CSE2113点でセンター85%換算、得点に応じてさらに上乗せ可能、など
中央大学:英検2級(CSE1980点以上)で英語試験が免除
法政大学:英検2級で人間環境学部など複数学部で1科目受験可能

早稲田が入っているのもびっくりですが、GMARCHでも優遇されることがわかります。文系の学部であれば、後は国語と歴史だけになりますので、英語が免除になるだけで相当有利になるはずです。この辺りが、先日ブログでも書きましたが、「中3でGMARCHレベルに達する英語力を身に付けさせる」というポイントにつながります(もちろん、英検のスコアだけではなく、全体的な英語力としてです)。

どうすればA判定がとれるのか…

英検は以前からマークシートだから本当の英語力は測れないと、言われてきました。2012年には国際的な評価として「限定的な英語力しか測れないテスト」といわれてしまいました。本当の英語力が図れないという点においては、大いに賛成します。これまで小学生でも英検2級、準1級の合格者を出してきましたが、彼らが高校生ぐらいの英語力があるかというと、そうではなく、リスニングと単語力に支えられて英検に合格しているという事例もたくさんありました。一方で2級レベルでも、A判定のような高得点での合格をできる場合は、いわゆるミスをしない、しっかりと定着した知識に基づいた英語力が担保されていることがほとんどです。この状態をAIEではよく「英語が固い」と表現します。

「固い英語力」の源は、単語力と文法力です。これは間違いありません。これまでの英検は単語力に偏っていたため、しっかりとした文法知識がなくても、それこそ3単現がわかっていなくても準2級ぐらいは楽に合格できました。それではいけないと、ライティングを導入しましたが、結局英検ライティングで課される自由英作文では、自分の書ける範囲での英語を使うことで、間違えないことが高得点につながるというメソッドがあるため、あまり効果がありません。文法の力、語法の知識が入っているかを問うには、昔ながら和文英訳や、語法選択の問題がベストです。

文法の力がつくと、精度が変わる

英検でも、このしっかりとした文法力は必ず力になります。表現のバリエーション、構文を見抜く力、語法の知識、これらは英検でも役に立ちます。今回、14ヵ月の英語学習で2級のA判定を取った学生は、中1から文法を始めてましたが、キャッチもよく、よく考えてくれる学生さんだったので、うちのAクラスのカリキュラムにも十分対応してくれました。その結果1年で中3までの文法を一通り終えました。年度末には、英検2級レベルのリーディングも読んでいましたので、下準備もできていました。もちろんAIEのクラスだけのことではなく、学校の先生から課せられる負荷にもしっかりと応え、日々の研鑽を怠らなかった結果です。中3の文法内容だけで足りるのかと思われますが、英語学習における基本のほとんどは中学文法範囲に出てきます。単元でみても、高校文法で新たに学ぶ範囲は、仮定法や関係副詞、話法など、限られた範囲です。うる覚えの知識で理解の範囲を広げることよりも、中学文法を深く確実に理解できていることのほうが、結果につながります。小学生の方で英検準2級まではスムーズに取れたけど、英検2級で苦戦している人は、中学文法をしっかりと学ぶことをお勧めします。そこが固まった人は、ライティングでも長文読解でも精度が全く変わります。やはり基本は大切です。AIEでは、単に文法問題の演習を繰り返すのではなく、全文英作を通して、自ら考えて書く力をつけるため、骨太な英語力が身につきます。同時に構文の理解が進むため、長文を読むときに正確な和訳ができるようになります。単なる合格を目指すのではなく、しっかりとした英語力がついているかどうかを見るためにも英検2級A判定をぜひ目指してみてください!

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