この夏、英語をものにする! 英語専門校で学ぶ 夏期講座
7月18日より、夏期講座がスタートします。 夏期講座では、これまで好評だった英検対策講座と小学生、中学生を対象とした体験コースを中心に、様々なクラスを開講しています。
級別・英検対策講座(小~高)
去る6月18日、様々な英語分野の第一人者の方々が、4技能試験の利用中止と制度の見直しを求める請願書を国会に提出されました。
請願書で「新制度には多数の深刻な欠陥があり、大学入試が有するべき最低限の公正性・公平性が確保されていない。それどころか、2020年4月の新制度導入を間近に控えた現時点でも、希望者全員がトラブルなく民間試験を受験できるめどが立たず、高校生や保護者、学校関係者に不安が広がっている」と指摘 されています。
4技能試験においては、その目的も対象も違うテストをまとめて、CEFRが定義する6段階に合わせて換算することで、正当性を訴えていましたが、それには何の科学的根拠がないことを指摘されていました。
こういった指摘は、よく分かりますが、一度舵を切った船はなかなか止まることができないことも事実です。英語の力が一番良く反映される4技能テストはTOEFLだと思いますが、その高い受験料と少ない受験機会(全国にテストセンターがありますが、席が少ないため争奪戦状態)から見るとそれだけにするわけにも行かず・・・。受験料と受験機会のバランスを考えると、英検は低学年の間からも継続的に受け続けることができますし、テストセンターを全国に設け、受験機会を確保しようとされていますので、今後も4技能試験の中では一番現実的な選択となることは間違いないと思います。
→そうこうしていると、7月2日にTOEICが4技能試験から撤退するというニュースが流れました。「TOEIC撤退! どうなる4技能試験?」
→英語を始めて14ヵ月で英検2級を取得、さらに早稲田大学入試で英語が免除になるレベルであるA判定を取得した秘訣とは?「英語を始めて14ヵ月で英検2級、A判定を取れる理由 」
準1級攻略に向けて
さて大学入試を脇においたとしても、英検のひとつの目標級は準1級です。大体AIEの中学生プログラムに所属する方は中3までに2級合格ができるようになっていますが、その先の準1級となると、準1級に向けて、そのためだけの準備が必要になります。というのは単語のレベルを見ても、準1級はそれまでの級とは別物だからです。
語彙力が試される準1級
2級 → 5,400語
準1級 → 9,000語
これは合格に必要な単語数の目安です。2級を見ると準2級が大体3,400語だったことを思うといきなり2倍近くに増えています。さらに単語の力を問う大問1では、2級では大体3,000レベルの単語が最頻出となっていますが、準1級では6,000~7,000レベルの単語が最頻出となります。これにより、2級のときは3,000レベルが最頻出でも、準2級が大体3,400レベルということもあり、準2レベルのときにも見たことのある単語がちらほらあったのが、準1級になると、これまでまったく範囲にすら入っていなかった単語を覚えないといけないという、大きなの違いが生まれます。中3~高1ぐらいのときでは、学校の英語のテキストでは同じレベルの単語は出てきませんので、単語帳を何週も勉強して、覚える必要があります。
ライティングにも変化が・・・。
準1のライティングはそのディレクションからして、2級とは書き方を変える必要があることを示唆されます。一番の違いは構成の指示をされていることです。つまり
①Introduction 導入部分
②Main body 主となるアイデア
③Conclusion 結論、結びの部分
の3つの段落を作って書けというものです。この中で肝は ①Introduction を書くということです。2級まででしたら、トピックに対して、ダイレクトにその答えを書く形式でよかったのです。例えば、
Some people say that playing sports helps children become better people. Do you agree with this opinion? (2018年度第3回より)
という問いに対し
I think that playing sports helps children become better people.
I have two reasons to support my opinion.
First of all, playing sports ~
という書き出しでまったく問題がなかったのですが、これを準1級ですると、点数が下がります。なぜなら Introduction には、与えられた問いに対する答えはもちろんですが、一般的な事実や概論、そこに話を持ってくるまでの前置きのような文面が必要だからです。
今回の準1級の問題で考えるならば、
Do you think that Japanese consumers will buy more imported products in the future?
という問いに対し、与えられた4つの視点のうち2つを使って答えます。
①Globrization ②Government policies ③Price ④Quiority
これに対して、模範解答では、
Presently, Japanese consumers tend to prefer domestic brands over imported ones, but this is likely to change in the future because of factors such as globalization and price.
となっていました。
ポイントは2点あります。
①現状説明 → 今は輸入品よりも国産品のほうを好む傾向がある。
②これから書くポイントも盛り込みつつ、意見を述べる → グローバライゼーションと、価格の点で将来、これは変わってくるだろう。
です。これらを含めてイントロですので、準1ライティングをされる方は、決して2級と同じと思わずに書き出しを考えてください。
最後に、各段落をつなげるときに使えるフレーズ集です。
イントロの書き出しで使えるフレーズ
believe ~ , In my opinion, It is my belief that, I agree with ~ , I disagree with ~ , The issue of ~ , At first glance, I strongly believe ~ , Nowadays, Recently, It is true that ~ , From my point of view, I strongly oppose that~, etc.
一つ目の理由を書き出すときに使えるフレーズ
The first and most important ~ , For one thing, The foremost reason ~ , To start with ~ , In the first place, For instance, First reason ~ , Primary reason ~ , My first concern ~ , First solution, First of all, To begin with, Presently, etc.
二つ目の理由を書き出すときに使えるフレーズ
Secondly, In addition, Next, Additionally, Moreover, etc.
結論を書き出すときに使えるフレーズ
In conclusion, To conclude, Consequently, For the reasons above, In summary, As a result, To sum up, As I have noted, As I have stated above, etc.
などです。あらかじめ、段落を始めるときのフレーズを決めておくといいでしょう。ここでもバリエーションをつけることは大切です。
実績など・・・。
中1の期末試験が平均点以下だった方・・・
中1生限定 英語ER 緊急英語救命講座
1学期期末テストで平均以下だった方は、この夏休み中に中1の1学期の範囲をしっかりと復習しておかないと2学期以降が大変です。
平均点がとれいていない場合、かなり早期に英語で躓いていることは間違いありません。まずは、点が取れていない理由を見て、お子様が何で躓いているかをしっかりと理解する必要があります。単語がかけないのか、be動詞と一般動詞が混同しているのか、文型が崩れているのか、単語が読めないのか・・・。そして分かった弱点のために、夏休みの間に対策にしっかりと時間をかけてすることです。これを夏休みは部活もあるし、9月に入ってから何とかしようとするのは無理です。なぜなら秋からはそれまで以上に学校の進度が進みます。2学期からいくらがんばっても、それまでの積み重ねがぐらついている状況で、これまで分からなかった内容に加え、2学期からの単元も同時進行で理解していくことは困難だからです。学校での学習が進まない、夏休みがラストチャンスと思ってください。
夏期講座では、中1生限定で英語の徹底学習講座を開講します。今年の中1から、特に進学校ほど、学習範囲の拡大と学習量の増加が顕著ですので、今の段階で流れに乗れていない場合、進度が加速度的に早くなる2学期以降はついていけなくなります。1学期の不安は夏休み中にすべて解決しておきましょう。
夏だけの体験レッスン
中学生プログラム トライアルコース
キッズ トライアルコース(小1~3)
期間限定でクラスのトライアルを行います。中学生の方は、9月から中学生ロジックに合流することを前提としたクラスになり、実際にAIEのクラスに合流いただけます。クラスはレベルごとに分かれているため、事前にレベルチェックを行います。
岡本キャンパス限定で、ベイビー&プレキッズ(年少~年長)までの特別体験コースもあります!詳しくはこちら。
夏にしかできない、テーマ別講座
夏限定! 英会話トレーニング
小学生のための目的別オーダーメイドレッスン
中・高生のための目的別オーダーメイドレッスン
長文英作 対策講座(AOと2次試験対策用)★高3生限定
春期講座でも好評だった「長文英作 対策講座」を引き続き実施します。AO入試、国公立2次試験で頻出の長文英作力を伸ばすには、必ず添削という工程が必要です。自分だけの力で伸ばそうと思っても、どうしても限界がありますし、多人数の集団授業の中では、模範解答はもらえても、自分の英作文を推敲して、よりよくするためのブラッシュアップまでしてくれることは少ないでしょう。AIEでは、そんな一人では学びにくい、英作文の指導を行います。
希望大学の問題に合わせて、指導を行いますので、ぜひお問い合わせください。
指導実績:東大、京大、神大、大阪府立、大阪市立、早稲田大学国際教養、慶応大学SFC
★必ず、志望大学、学部を事前に教えてください。長文自由英作と言っても、大学によって問題の傾向が大きく違うため、必ず事前情報をいただきますよう、お願いいたします。
個別での英会話、オーダーメイドレッスンも受付中です!
詳しい資料を希望される方はこちらからどうぞ!