大改革の前に、英検を受けるなら今年がチャンス。 英語専門校だからできる 夏期講座!
神戸の御影、岡本、芦屋、西宮にある、英語・英会話スクールのAIE英語専科です。
7月20日より、夏期講座がスタートします。 夏期講座では、これまで好評だった英検対策講座と小学生、中学生を対象とした体験コースを中心に、様々なクラスを開講しています。
※全クラス オンライン対応です。
級別・英検対策講座(小~高)
今年中に英検を取得したい方はぜひ!
英検(3級以上)が来年から変わります。詳しくはこちら。
具体的には以下の表のとおりですが、ライティングに問題が新設されます。
3級と準2級のライティングの問題はそこまで大変にならないと思いますが、2級と準1級の「要約問題」が曲者です。なぜなら、これまでの英検ライティングは書きたいことを書ける英語で間違いなく書くことが重視されました。自分の意見のアウトプットが基本となっていますので表現できないことは表現する必要はなかったですし、かなり自由度が高かったと言えるでしょう。
ところが「要約」の場合はまずインプットが入ります。これまでの各級の問題文のように1文だけちょっと読んで答えを書くのではなく、それなりの長さを持った英語を読んで、①内容をしっかりと理解し、②情報を整理整頓し、③単語数に合わせて出力するという作業が必要となります。
ここでは、実際の準1級の問題を解いてみましょう。要約はサンプルで作りましたが、実際の英検側の模範解答を見てみたいところです。
英語の文章 | 日本語の訳 |
From the 1980s to the early 2000s, many national museums in Britain were charging their visitors entrance fees. The newly elected government, however, was supportive of the arts. It introduced a landmark policy to provide financial aid to museums so that they would drop their entrance fees. As a result, entrance to many national museums, including the Natural History Museum, became free of charge. Supporters of the policy said that as it would widen access to national museums, it would have significant benefits. People, regardless of their education or income, would have the opportunity to experience the large collections of artworks in museums and learn about the country’s cultural history. Although surveys indicated that visitors to national museums that became free increased by an average of 70 percent after the policy’s introduction, critics claimed the policy was not completely successful. This increase, they say, mostly consisted of the same people visiting museums many times. Additionally, some independent museums with entrance fees said the policy negatively affected them. Their visitor numbers decreased because people were visiting national museums to avoid paying fees, causing the independent museums to struggle financially. | 1980年代から2000年代初頭まで、イギリスの多くの国立博物館は入場料を設定していました。しかし、新しく選出された政府は芸術を支援する立場でした。彼らは国立博物館に財政支援を行い、入場料を無料にする画期的な政策を導入しました。その結果、自然史博物館を含む多くの国立博物館の入場が無料になりました。この政策の支持者は、国立博物館へのアクセスが広がり、大きなアートコレクションを体験し、国の文化的な歴史を学ぶ機会が多くの人々にもたらされると述べました。 調査によれば、政策導入後、無料となった国立博物館の訪問者数は平均して70%増加したとされますが、批評家はこの政策は完全に成功しなかったと主張しています。増加した訪問者のほとんどが同じ人々であり、何度も博物館を訪れることが多かったと指摘されています。また、一部の有料の私立博物館は、この政策が彼らに悪影響を及ぼしたと述べています。入場料の支払いを避けるために人々が国立博物館を訪れたため、私立博物館の来場者数が減少し、経済的に苦境に立たされているとのことです。 |
英語要約 | 日本語要約 |
From the 1980s to the early 2000s, many national museums in Britain charged entrance fees. A new government introduced a landmark policy to financially support museums and make entry free. This led to increased visitors by 70%, but critics argued that most were repeat visits. Independent museums with fees suffered as people opted for the free national museums, causing financial difficulties. | 980年代から2000年代初頭まで、イギリスの多くの国立博物館は入場料を取っていました。新政府は政策を導入し、博物館を財政的に支援し無料化しました。訪問者数は70%増加しましたが、多くは再訪問だと批評家は指摘しています。有料の私立博物館は来場者が減り経済的に苦境に立たされました。 |
要約の基本は、同じ単語をできるだけ使わないことですが、まったく同じ単語を使わないのは難しいので、ある程度実際に英検準1級を受けるレベルの生徒が書けそうな文章で書いています。リーディングの内容自体はそこまで難しくはないですが、「要約する」という工程は訓練が必要です。
一番影響が大きいのは小学生?
この変化を受けて一番大変なのは小学生で2級や準1級を狙うお子さまです。これまでのリーディングセクションではそれなりに文章を読み、内容一致問題を主に説いてきたお子様は、極端に言えばその文章で何が書かれているかを気にすることなく、必要な箇所を読んで、問題文が関係するところをピックアップさえできれば正答にたどり着くことができました。しかし要約では文章全体が何を言っているかを理解することが必要です。そのため、精読の能力が要求されるようになり、正確に読んだ文章の言いたいことを抽出する読解力が試されます。
お勧めの対策方法は?
身もふたもない言い方ですが、今の段階でチャレンジできるなら、今年中に意中の級を取得する! が一番の対策です。来年になると対策する内容が単純に増えますので、大変ですね。早めに取りたい方、英検の学習をブーストさせたい方は、英検対策講座をぜひ受講ください!
中1の期末試験が平均点以下だった方・・・
中1生限定 英語ER 緊急英語救命講座
1学期期末テストで平均以下だった方は、この夏休み中に中1の1学期の範囲をしっかりと復習しておかないと2学期以降が大変です。
平均点がとれていない場合、かなり早期に英語で躓いていることは間違いありません。特に、2年前の中学生の学習指導要領の変更のため、be動詞と、一般動詞を同じチャプター内で学びます。こんなことをすれば、ただでさえ混乱している生徒の頭の中は、パニックになります。1学期期末試験では、私学の場合「3人称単数現在」まで進んでいる学校もあるはずです。
be動詞と、一般動詞 の違いを理解し、運用がしっかりできないと、今後ますます大変です。
もしお子さまの点数が「まずい(この場合平均以下)」の場合は、最初に点が取れていない理由を見て、お子様が何で躓いているかをしっかりと理解する必要があります。単語がかけないのか、be動詞と一般動詞が混同しているのか、文型が崩れているのか、単語が読めないのか・・・。そして分かった弱点のために、夏休みの間に対策にしっかりと時間をかけてすることです。これを夏休みは部活もあるし、9月に入ってから何とかしようとするのは無理です。なぜなら秋からはそれまで以上に学校の進度が進みます。2学期からいくらがんばっても、それまでの積み重ねがぐらついている状況で、これまで分からなかった内容に加え、2学期からの単元も同時進行で理解していくことは困難だからです。学校での学習が進まない、夏休みがラストチャンスと思ってください。
夏期講座では、中1生限定で英語の徹底学習講座を開講します。今年の中1から、特に進学校ほど、学習範囲の拡大と学習量の増加が顕著ですので、今の段階で流れに乗れていない場合、進度が加速度的に早くなる2学期以降はついていけなくなります。1学期の不安は夏休み中にすべて解決しておきましょう。
夏だけの体験レッスン
中学生プログラム トライアルコース
キッズ トライアルコース(小1~3)
期間限定でクラスのトライアルを行います。中学生の方は、9月から中学生ロジックに合流することを前提としたクラスになり、実際にAIEのクラスに合流いただけます。クラスはレベルごとに分かれているため、事前にレベルチェックを行います。
夏にしかできない、テーマ別講座
夏限定! 英会話トレーニング
小学生のための目的別オーダーメイドレッスン
中・高生のための目的別オーダーメイドレッスン
高校生対象 共通テストリスニング攻略講座
今年から、リスニングテスト対策を行います。実は共通テストのリスニングはこれまでのセンター試験と比べても明確に難易度が上がっています。語彙もスピードも、また話者の英語もノンネイティブスピーカーの英語や4名が同時にしゃべるものもあり、TOEIC並みの難易度です。そしてリスニング力=聴力と言われるくらいですので、筋力と同じく試験の前日に急に一生懸命練習してもあまり意味がありません。時間をかけて、英語を聞く回数を増やし、音のつながり、聞こえ方、そして即座に意味を理解することに慣れていく必要があります。
今回の
個別での英会話、オーダーメイドレッスンも受付中です!
詳しい資料を希望される方はこちらからどうぞ!
こちらからも案内をダウンロードできます。