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初心者でも4技能!確かな英語力を身につける、新中1生のための英語先取り講座開講!

4技能試験の延期は正解?

  2019年11月1日、大学入試改革の目玉の一つであった、「大学入試英語成績提供システム」の導入が延期されることが発表されました。従来、2019年度に中学1年生になる方が、大学入試改革の英語における移行期間が終わり、英語は「大学入学共通テスト」ではなく大学入試センターが認めた、外部試験を受験することが必須となる世代でした。しかし延期により、どの世代がこの大きな変更のの波を受ける世代になるのかが不透明となり、萩生田大臣の発言によれば、令和6年、2024年に実施を目指すとのことですが、まだ確定はしていません。むしろ、このシステム自体が延期どころか、立ち消えとなり、民間試験を受ける必要がなくなるようになるかもしれません。

 そんな中、求められる英語の力はより高度になることが予想されます。 民間試験はどれも高難易度であることは間違いありませんが、同じ試験を受け続けることもできますし、その多くは、対策ができるように多くの書籍が出ています。いわば、傾向と対策は見つかっており、それに対して手の打ちようがあったのです。
 では、民間試験の採用がなかった場合はどうなるか…。その場合の案としては、大学が独自に4技能を測るためのスケールとテストを作成し、大学独自の方針によって、英語力を測ることになります。そこに、4技能をすべて入れようとするなら、まったくの新しいテストが必要となります。例えば、英語による集団ディスカッション、即興でのスピーチなどがスピーキング力を測る方法としては考えられます。こうなってくると、各大学、学部に合わせた準備と、さらなる研究が必要になり、それがどのタイミングで入ってくるかがわからないという状態になります。

どんな事態にも対応できる英語力を中1から。

英語の力を身に付けるのは、大学入試のためではありません。結局は言語ですので、将来的には英語を使って、何かができるようになるのが一番です。その過程において、途中に立ちはだかる大学入試での英語や、学校の英語のテストもクリアできればといいと考えることができます。結局、小手先の対策をして、英語の入試問題に精通したプロを求めているのではなく、英語全般を使いこなせ、英語を使って何かができる人こそが求められる人材像となってくるはずです。そしてその一歩を、AIEで踏み出すのに、中1はベストのタイミングです。

学校の英語授業の変化

一方で、学校の英語は無視できません。特に中学生になると、数値で自分の力が明らかにされるので、これまで小学生の頃に英会話などで英語を楽しんできた方も、急に点数で自分を測られることになります。学校の点数に一喜一憂することは本質的ではありませんが、せっかく英語を勉強しているのであれば、ぜひハイスコアを目指してください。学校の英語ができるという事実が、自信につながり、自信が更なる学習意欲を掻き立てます。そうした、英語ができる、自信があるという感覚を中1でしっかりとキャッチしたお子様は、必ず英語を伸ばすことができます。いわば「英語エリートの感覚」が目覚めることで、実際の英語力にはまだまだ課題があったとしても、自ら進んで学び、新しいことにチャレンジする、そんな気持ちを育んでほしいと思います。

これから、少し現実的な話になりますが、各学校の様子を使用テキストから紐解きます。

私学中学のテキストについて

ここ数年の英語熱を受け、私立では顕著に、英語の授業の進め方に変化が見られます。特に進学校では、公立の1.5倍から2倍のスピードで文法事項を進め、かつその情報量も膨大です。ある進学校では、中1で学ぶ「can」の単元で、一気に中3レベルの助動詞を全て解説し、その内容も非常に難しいものでした。ここでとある有名進学校の中1英語を見てみましょう。偏差値68以上、理系に強い学校で、毎年京阪神大の医学部に卒業生を送り込んでいます。
使用テキストは以下の通りです。
–New Treasure 1-2  検定外
–5Stage 1-2    検定外
–New Crown 1-2
–NHK基礎英語         検定外
1-2と書かれているのは、1と2の両方を使うということです。

関西私学の中学1年生での進度(クリックして拡大できます)

検定外教科書とは

 上記の学校では4冊中、3冊が検定外教科書です。以前にもまして英語熱が高まる中、学校としても英語に強いということをアピールすべく、『検定外教科書』を使う私立中学が非常に多くなりました
 検定外教科書とは文部科学大臣の検定(教科用図書検定)を経ずに民間が発行する教科書のことです。『プログレス』、『ニュートレジャー』、『バードランド』 、『5ステージ』などが検定外教科書に当たります。
 これらの教科書は、難解な英文が多く使われており、また覚える語彙数が非常に多いことが特徴です。例えば、現指導要領における学習単語数は、中学で1200単語、高校で1800単語の6年間で合計3000単語ですが、『ニュートレジャー』の場合、中学3年生までに3000単語を学習するつくりになっており、公立の中学生の倍ほどの単語を習得する必要があります。必然的に教科書の単語を調べることに時間をとられてしまい、構文、文法に学習時間を割くことが出来ず、定期テストのときには、丸暗記するようになります。結果として、英語そのものの理解が出来ずに進級してしまうようになります。

以下、簡単なテキストの特徴と使用学校です。使用学校は年度により、変更がある場合もありますので、お気を付け下さい。

PROGRESS IN ENGLISH
プログレス イン イングリッシュ

ミッション系の学校でよく使用される、古くからある検定外教科書。近年使用する学校が減少傾向にある。言語を学ぶ際の、聞く→話す→読む→書くの順で英語を習得するのが目標。テキストの枠外に出てくる英単語をマスターすることは必須。2019年から六甲学院が使用をやめ、New Treasureに移行など、使用校は減少中。1色刷りで今の子供の関心を引くデザインではない。
【六甲学院(2018年度まで)など】

PROGRESS IN ENGLISH 21
プログレス イン イングリッシュ 21

プログレスを元に改定を行ったテキスト。言い回しなどを現代風に変え、2色刷りとなり、見やすいレイアウトとなった。例文の和訳がテキストに記載されていないため、先生の解説をしっかり聞くことが大切。また、一般的な文法学習内容に沿った体系的なテキストではないため、一つ一つの文法要素をテキストを通じて理解し、その後リンクさせていく作業が必要。学習単語数は中学の間で3000単語ほど。
【小林聖心女子、神戸海星(2018年度より採用)、甲陽学院(2019)】

New Treasure 
ニュートレジャー

近年、採用校が非常に多いテキスト。文法をしっかりと学べる情報量の多さが特徴。テキスト以外に文法問題集、ワークブックがある。語彙数も多く、例文を理解し、全文英作をできるようにすることが第一歩。2019年からは、六甲学院も採用を決定。プログレスから移行する学校が多くみられる。
【甲南女子、大阪星光、甲陽学院(年度による)、百合学院、洛南高校附属、六甲学院など】

5-STAGE
ファイブステージ

著者は灘中学の木村達哉先生。近年採用校が増加するも、難易度が高いため、継続して使う学校とそうでない学校で分かれる傾向があり。文法を中心とした内容で、難易度を段階的に引き上げつつ、問題を繰り返すことで、文法理解を定着させる。全文英作がテストで出やすいので、間違えなく文章を書けるようにする訓練が必須。
【灘(年度による)、高槻、関大第一(2017)、甲陽(2018)、六甲学院(2019)、新和女子、帝塚山など】

その他 シリウス、シリウス21、新中学問題集、English Search、ウィニング、ウイニングプラス、NHK基礎英語などが近年よく使われています。

最初でつまづくと後が大変!

こうした情報量の多い高難易度のテキストを、早いスピードで進めるため、進学校のお子様で、しっかりとした学習習慣があるにもかかわらず、
最初期の英語の授業の段階で消化しきれず、分からない点が出来てしまい、分からない科目である英語が嫌いになったため、①嫌いだからテスト対策をしない→②成績に反映されず、モチベーションが下がる→③さらに英語が嫌いになる、という負のスパイラルに陥いることがあります
一度つまずいた場合、分からないところを発見し、そこまで戻ってやり直すのが鉄則ですが、進学校独自の進度の早さゆえに、立ち戻って学習する時間が無く、どうしようもなくなってしまいます。

英検をもっているから大丈夫?

ちなみに、英語学習経験者の方も、なめてかかると大変です。近年、英検をすでに小学生時に取得したお子様がたくさんいらっしゃいますが、英検をもっているから、中学校の定期テストは大丈夫と思うのは、大変危険です。
実感として、
5級、4級合格⇒しっかりと文法を1から入れないと危険。音がわかっている分、単語の点では有利。
3級合格⇒2017年以降に合格していれば、ライティングもできるため、1学期はOK。2学期以降は危険。
準2級合格⇒2017年以降に合格していれば、2学期まで大丈夫。それ以前の場合は、リスニングで稼いだ場合は、2学期以降は危険。

という印象です。その理由として、

①英検は4択問題しかない⇒つまりどれかに答えがある。しかし学校の問題は、正解を頭の中から出さないといけない。
②学校では書くことがメインとなる。単語のスペルが苦手な学生は、とにかく点数を落とす。
③そもそも英検があるからと、学校の英語をなめてしまって、先生の話を聞いていない。テスト範囲を理解していないなど、勉強スキルに問題がある。
となりがちです。特に中学の英語は、英語を感覚ではなく、理屈で理解させるために文法の授業を行います。最初の間は暗記でも乗り切れますし、当然そうだろうと思って使っていても、なぜこうなるのか、という理屈をわかっていない場合、徐々に点数を落としていくことになります。

導入方法がすべてを決める!

AIEでは、中1の最初の英語導入に最も力を入れています。ここで英語が好きになったお子様は、自分で進んで英語を学び、学校の成績でも結果を残しています。①英語が好き→②自分から英語の勉強をする→③テスト結果に自分の努力が反映される→④もっと英語が好きになり自信科目になる、という好循環が生まれるからです。
さらに、やはりなんといっても書き英語が入ってきますので、理屈で英語を理解することが何よりも大切です。そのうえで、インプットアウトプットの練習を繰り返すことで、英語力がさらに高まります。

新中1先取り講座の特徴

開講期間:2月1日(土)~3月23日(月)
時間:
グループレッスン
御影  木曜日(2月20日開始) 17:00~18:30     
    日曜日(2月16日開始) 13:00~14:30
岡本  金曜日(2月21日開始) 19:30~21:00
    日曜日(2月16日開始) 15:30~17:00
芦屋  土曜日(2月15日開始) 14:00~15:30     
    日曜日(2月16日開始) 10:00~11:30
個別レッスン
    全キャンパス  月~土 曜日(時間、日にちは要相談)
定員:グループレッスンは8名まで
費用:
グループレッスン  27,000円(税込)(90分×5回)
個別レッスン    38,000円(税込)(60分×5回)
入学金        20,000円
特色:
●バイリンガル講師による、4技能を刺激するアカデミックなカリキュラム
●少人数クラスで質問がしやすい
●文型を理解し、英作文に強くなる
●フォニックスを学び、きれいな発音に!
●英語がわかるようになるからどんどん好きになる
入学テスト:英語経験者には事前にレベルチェックテストを行います。初心者の方はアルファベットを書けるように宿題を出します。
内容:文型、英作文、フォニックス文型理解と英作文を通じて、中1英語の土台となるbe動詞と一般動詞について学びます。
また、フォニックスを通じて、効率的に単語のスペルを覚える方法を学習します。

結果も出ています!

新中1先取講座を受講し、AIEで学んだ先輩です。

こんな学校から通っています

灘、甲陽学院、神戸女学院、洛南高校附属、西大和、六甲学院、同志社、同志社女子、同志社香里、関西学院中等部、関西大学中等部、関西大学第一、甲南女子、立命館、甲南、海星女子、小林聖心女子学院、親和女子、須磨学園、大阪星光、神戸龍谷、神戸国際、明星、清風、高槻、滝川、帝塚山、百合学院、啓明学院、白陵、岡山白陵、武庫川女子大学附属、松陰、仁川学院、雲雀ケ丘、報徳、御影、鷹匠、住吉、本山、本山南、芦屋国際中等教育、精道、山手、潮見、神戸大学附属中等教育学校、大社、甲武、甲陵など

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