【ブログ】音楽と英語
2月になりました。中3生、高3生は受験のため、一番忙しい時期です。小学生も負けておらず、塾などの習い事のスケジュールが変わる関係もあり、お母様も巻き込んで大変忙しくされています。そんな習い事と英語のお話です。
みんなに人気の習い事をいくつかピックアップすると…。
①バレエ・ダンス 女の子の王道です。
②ピアノ、バイオリンなど楽器 これも男の子、女の子問わず人気です。
③スイミング 体も元気になります。
④スポーツ サッカー、野球、テニス、世界で活躍する選手たちのおかげで人気です。
⑤そろばん 計算が早くなりますね。
珍しいところでは、
①合気道 精神も鍛えられます。
②フィギュアスケート 2回転ジャンプできるとのことです。
③お料理教室 毎日が楽しくなりますね。
④ロボット教室 今後はプログラミングの必修化に伴い需要が増えそうです。
そして、習い事と言ってよいのか分かりませんが、学習塾もスケジュールに入っていますね。
①学習塾
②家庭教師
こういった習い事が並びました。昔の学生さんでは、インドダンスなるものを習っていた方もおられ、これがまた大変上手で驚いたこともありました。
さて、この習い事、AIEも広い範疇でいうと、習い事でくくられるのですが、我々の場合は、塾なのか英会話なのか、どっちかわかりづらいポジションを、昔からあえてとってきました。弊社のチラシの上の方に「受験英語じゃつまらない、英会話じゃ物足りない、答えはAIE!」という文言があります。「AでもBでもない、それはCだ!」といわれても、「じゃあ、結局AIEってなに?」って言いたくなりますよね。結局、「AIEとは?」と問われると、手前味噌ですが、「塾と英会話のいいとこどり」と思っていただければ嬉しいです。この辺りを先の習い事と合わせて少し、お伝えできればと思っています。
先ほどの習い事の中でも、圧倒的に人気があるのは、音楽です。ピアノ、フルート、バイオリンなどなど、様々な楽器に皆さんチャレンジされています。
Sさんは、プロのバイオリニストをめざし、本格的に活動中です。各年代のコンクールの優勝、入賞を含め実績も十分、それを支える練習やセミナーなどの参加のため、日本中を飛び回り、バイオリンを中心に毎日を過ごされています。そんな彼女が英語のレッスンに来てくれる理由は、今のバイオリンのお師匠さんとのコミュニケーションスキルアップのためです。また、将来的には世界で活動をするためにも、英語のスキルをアップさせたいという思いがあるのでしょう。こういった、大きな目標がしっかりしたお子様は、学習姿勢も大変よく、毎日、忙しい中ですが宿題もきちっとこなし、意欲的に学んでくれています。うれしいことです。
さて、この音楽、英語ととても似ていると思うことが多々あります。一つは理論と実践の両方が必要な点、もう一つは、目標の大切さです.
①理論と実践の大切さについては、楽器はすごくわかりやすいですね。楽譜を読めなければ、バイオリンを弾くことはできませんが、楽譜だけを見ていても曲を完成しません。逆にバイオリンを好き勝手に弾いても、決して美しい曲にはなりません。1つの曲を完成させるために、楽譜も読み方を学び、同時に手も動かして、弾くこと自体を体に覚ええさせていく必要があります。英語も同じです。文法、発音、単語、そういったルールと合わせて、実際に話し、聞いて、書いて、読んで使ってみることが大切です。ということで、塾のような単語学習や文法、読解も大切ですし、英会話に見られるリスニング、スピーキング、それらがないと、いつまでたっても使えるようにならないため、その両方をAIEは取り入れています。
②の目標の大切さ、これは何事においてもそうかもしれませんが、将来にたいして、「こうなりたいな」「こんなことをやりたいな」という思いが強いほど、その過程である、練習時間にもエネルギーが入りますし、少々の大変さを乗り越える力が湧いてきます。英語を伸ばす秘訣は、①目標設定、②動機づけ、③努力結果の3つを組み合わせることですが、意外と①の目標設定ができていない場合があります。もちろん、目の前の学校の試験や、英検も立派な目標ですが、もう少し先を見て、英語ができるようになると、自分の人生が豊かになるかも…と思っていただければ、うれしいです。楽器も、もちろんプロになれる人はほんの一握りですが、音楽が人生を豊かにすることは間違いないでしょう。
私たちも、英語スクールとして、目の前の目標であるテストの点を高めたり、受験を成功に導いたりといろいろありますが、最終的には、英語という言語を使えることがとても楽しいこと、そして、英語には人生に新しい選択肢を与えてくれる可能性がある、そういうことが伝わるように、日々頑張りたいと思います。
最後に、Sさん、バイオリン頑張ってくださいね!
Where there is a will, there is a way.(意志あるところに、道開く)です。
長文、失礼しました。