2021年度第2回の英検結果を公開! 過去最高更新! 1級合格者も!
神戸の御影、岡本、芦屋、西宮にある、英語・英会話スクールのAIE英語専科です。
2021年度第2回の英検結果が出ました。
合格した皆さん! おめでとうございます!
1級 1人 高校2年生(最年少合格)
準1級 6人 中学3年生(最年少合格)
2級 20人 小学5年生(最年少合格)
準2級 32人 小学3年生(最年少合格)
3級 31人 小学3年生(最年少合格)
4級 19人 小学2年生(最年少合格)
5級 11人 小学3年生 (最年少合格) 合計 120人
久しぶりの1級合格、毎年お一人は出ていますね。大学入試には準1級で十分ではあるので、あとはどこまで英語力を高めたいかという、自分との戦いになりますね。
次はこの2010年からの合格者数の合計数です。
1級 12人 小学5年生(最年少合格)
準1級 72人 小学3年生(最年少合格)
2級 389人 小学2年生(最年少合格)
準2級 451人 小学1年生(最年少合格)
3級 601人 年長生(最年少合格)
4級 466人 年長生(最年少合格)
5級 354人 年長生(最年少合格) 合計 2405人
英検コラム
大学入試に必要な英検の級とは?
これはどのレベルの大学を受けるかという点に左右される点は否めませんが、英語スクールとして誤解を恐れずに言うならば、
2級 ⇒ 関関同立、GMARCHの一般入試の最低ライン 場合によって総合型選抜も可能 内部進学における基準級
準1級 ⇒ 早慶上智レべル 総合型選抜でも有利 国公立大学の2次試験の語彙レベル
準1級 + 得意分野 ⇒ 上位私大の総合・学校推薦型選抜 国立大学の総合型選抜にも対応可
というイメージです。2級はもともとセンター試験レベルといわれていましたが、2級の合格点をざっくり7割の正答率と考えるなら、センターでは140点。国立を狙うには難しい点数です。また一方で、昨年から共通テストになってからは、語彙のレベルとリスニングでは準1レベルの問題が出てくることが明言されています。となると、2級では偏差値上位の大学対策はなかなか難しいことがわかります。また、内部進学での基準点としている、高大接続校も多くあります。
では準1に合格するレベルとなると、一気に見える景色が変わります。これには準1と2級のレベル差が激しいことが理由となりますが、準1を持っていることで、総合型選抜、学校推薦、指定校推薦など、多くの受験パターンにおいても相当有利になります。国際系の大学、学部では顕著です。また英語の力の観点から見ても、私立の偏差値上位の大学はもちろんのこと、国立の2次試験でも有利に戦えます。準1のリーディングパートの大問①は全部で25問ありますが、ここで17~20問正解できれば、相当語彙力はついています。旧帝大のリーディングに十分対応できるため、受験校の選択肢に入ります。一方で英検は回答がマーク式のため、記述での回答方式の訓練は必要です。国立の2次試験では英検のような完全に自分の意見を述べるタイプの自由英作の出題が少ないため、和文英作(正確な英語の知識と表現力が必要)と条件英作(条件の正確な把握と的確な文脈理解が必要)の鍛錬とレベルアップは必須です。
さて、準1級と得意分野と書いたのは、最近AIEでも多いパターンですが、英語力は準1まで高めておき、一方で国際学会やボランティア、部活動などで実績を出すことで、国立でも総合型選抜での合格実績(東北大学、名古屋市立、横浜国立、私立では上智大学など)が出てきています。簡単な道ではありませんが、自分の強みがはっきりしている生徒さんは狙ってみてはいかがでしょうか。ちなみに、AIEの生徒ではなく講師のお子さんですが、東京大学の総合型選抜の合格も出ました。英検は1級取得、スピーチコンテスト等でも優秀な成績を収めていました。このレベルになると英検の力ではなく、その子の学ぶ力がすべてですが、こういった例もあるということで、お伝えです。
さて、大学入試における総合型選抜、学校推薦型選抜による入学枠は今後ますます増える予定です。国公立で現状10%以下から、数年で30%まで引き上げることを目標としていますし、私学ではすでに50%前後ですが、今後60%を目指す大学(早稲田が明言しています)もあるようです。その時に、英語の学力の担保として民間英語テストを利用することは目に見えていますので、早めの準備がお勧めです!